井内 正幸

「食べる人のおいしいに寄り添った改革者」

寿司屋やスーパーの鮮魚売り場を経て、
家業である仲卸業を継いだ25年目の職人。

魚の流通とは逆のプロセスで市場の世界に入ったことから、
調理する魚のおいしさを誰よりも知っている。

「おいしい」が届くまでの魚の鮮度管理を徹底しており、
顧客目線で大量に安く購入して、ロスが出ないように小ロットの販売に力を入れている。

職人は「鮮度の良い最高の食材を揃えていても、
冷蔵庫に眠らせてしまっては最高のおいしさを維持することはできない」と語る。

鮮魚販売のみだけでなく、小ロットでの販売や切り身の対応、
冷凍販売に力を入れてきたことが、井内水産の原動力となっている。

数多くの飲食店に卸すことも、このロスカットの考えや鮮度を
トータルに維持する取り組みを行うことで評価が高まり、
まさに若き鮮魚改革者である。